ノウハウ 更新日 2018.01.30

母乳育児をおすすめする理由と始める前の心構えを知ろう!

完全母乳育児を頑張ってみようと、心に決めた人にとって、「1日に何回も授乳しなければいけない」という重圧は非常に責任感が伴います。それでも眠気との戦いを覚悟で、母乳育児に挑もうとしているママに向けて、母乳育児を成功させるコツをお伝えします。

母乳育児とは?

母乳育児には赤ちゃんへの栄養を与えるほかに、実は出産で弱った母体の回復を早める効果があるのです。ミルクを作る手間を省け、さらに授乳によってオキシトシンの分泌を促すので、ストレス軽減や母体の早期回復にもつながります。さらに赤ちゃんには、母親が一生懸命摂取した栄養分をバランスよく与えられるというメリットがあります。一番大切な初乳を飲ませることは、お母さんが赤ちゃんにしてあげられる最初の愛情表現です。

初乳とは産後1週間の間だけ分泌されるもので、栄養価が高く、赤ちゃんの免疫を高める成分が含まれています。新生児の免疫力は低く、それを補うのが初乳なのです。母親は、母乳育児を行おうと決めた時から食べ物には気を配り、赤ちゃんのために栄養価の高いものを意識的に摂取します。これが母乳育児の良さなのです。

母乳育児

病院での出産の場合、ほとんどの病院が母体と赤ちゃんに問題がない場合には母乳を飲ませることを重視します。赤ちゃんは初めてお母さんのおっぱいをくわえた瞬間、反射的に力強く吸い付くものです。この瞬間に母親としての自覚も芽生えていくのです。ただ、母乳育児をする場合2~3時間に1回の間隔で母乳を与える必要があるので、赤ちゃんが夜泣きをすればおっぱいを与えなければいけないという大変な一面もあります。そこは眠気をぐっと我慢して、赤ちゃんのために今しかできない母乳育児をしてあげることは、有意義で愛情深い育児方法と言えるでしょう。

母乳育児のメリット

赤ちゃんにとって完全母乳育児というのは、いつでもお母さんの肌に密着して安心しながらおっぱいを飲めるという最大の利点があります。そのうえ、免疫成分も母乳を通じて、体の中に取り込むことができるのです。さらに、母乳を吸う力は顎の発達を促すというメリットもあると言われています。母親にとっては赤ちゃんにおっぱいを与えることで赤ちゃんへの愛情が湧き上がると言います。母乳を吸うという赤ちゃんの行為が、お母さんの子宮の収縮を促すことにもつながるのです。

母乳育児は大変?

母乳育児の大変さは、お母さんの睡眠不足が指摘されます。誰かに代われるものでもないので、授乳間隔が短い点も体力勝負になってしまいます。飲んでいる量が正確には把握できない点もあり、赤ちゃんの体重の増減などに深刻に関わってくるので気をつける必要があります。

母乳の出が悪くなると赤ちゃんへの罪悪感から自分を責めてしまう人も居るほど、母乳育児というのは神聖なものに捉えられているのです。完璧を求めてしまうと自分を追い込んでしまうきっかけにもなります。

完全母乳を目指しすぎない

生活習慣や食生活も赤ちゃんへの栄養を考えるようになるので、健康的なものになります。足りなくなったらミルクで哺乳すればよいという考えを頭の片隅に置いておくと、いざというときに臨機応変に対応できるものです。母乳とミルクの混合育児は、完璧を求めすぎる母親の救世主にもなるのです。

母乳育児を成功させるには

母乳育児は赤ちゃんと母親の両方に良い影響を与えるものです。だからこそ、実践したいと考えるのはとても理にかなった事です。ただ、うまくいかない場合もあることを想定し、母乳とミルクを併用しても良いという選択肢を残しておくことで、精神的に楽に授乳することができるでしょう。